makeshopとは:料金プラン2つの費用、makeshopペイメントの手数料、長期契約割引を公式情報で整理
公開 2026-09-21|掲載データの確認日 2026-09-21
makeshopは、GMOメイクショップ株式会社が提供するECサイト構築サービスです。公式サイトには「12,000社を超えるショップ様にご利用いただいています」と記載されています。
BASEやSTORESのような月額0円のプランはなく、最も安いプレミアムプランでも月13,750円(1ヶ月契約)から。その代わり販売手数料は0円で、決済手数料も低く設定されています。月額の固定費を払って、売れたときの取り分を減らすという料金設計です。
この記事では、2026年9月21日時点の公式サイトの記載を整理します。利用体験にもとづく評価は含みません。
1. 2つのプランの料金
| 項目 | プレミアム | エンタープライズ |
|---|---|---|
| 月額費用 | 13,750円 | 55,000円〜 |
| 初期費用 | 11,000円 | 11,000円〜 |
| 販売手数料 | 0円 | 0円 |
| 商品登録数 | 10,000商品 | 50,000商品 |
| 副管理者ID数 | 5アカウント〜 | 20アカウントまで無料 |
| makeshopペイメント 決済手数料 | 3.19%(注) | 3.14% |
| makeshopペイメント 月額費用 | 1,650円 | 0円 |
| 画像サーバー | 100MB(オプションで最大10GB) | 30GB |
| メールアカウント | 3アカウント | 10アカウント |
| 配送方法の登録数 | 15種類 | 50種類 |
| 会員グループ | 5グループ | 50グループ |
| 注文・会員データインポート | 50,000件/年 | 無制限 |
| ECアドバイザー | なし | あり |
注:プレミアムの3.19%には「決済金額が VISA/Mastercard、JCB/American Express/Diners のカード区分でそれぞれ月50万円以上の場合」という条件が付いています。月50万円未満の場合の料率は、確認したページには記載がなく、本記事の調査時点では不明です。 申し込み前の確認が必要です。
もう一点、公式サイト内に食い違いがあります。料金ページの比較表ではプレミアムの決済手数料は3.19%ですが、同じページの料金プランQ&Aには「プレミアムプランは月額13,750円(税込)です。販売手数料は0円で、クレジットカード決済手数料は3.14%〜です」と記載されています。3.14%はエンタープライズの数値です。本記事では比較表の3.19%を採用しています。
2026年内の申し込み限定で、食品事業者向けの「食品ECパッケージ」が月5,500円(通常価格13,750円)という記載もあります。
2. 長期契約割引で月額が最大15%下がる
makeshopの料金でまず押さえるべきはこの割引です。契約期間を長くすると月額のショップ利用料が下がります。
| 契約期間 | プレミアムの月額 | 割引率 |
|---|---|---|
| 1ヶ月契約 | 13,750円(税抜12,500円) | ー |
| 6ヶ月契約 | 13,063円(税抜11,875円) | 5%OFF |
| 12ヶ月契約 | 12,375円(税抜11,250円) | 10%OFF |
| 24ヶ月契約 | 11,688円(税抜10,625円) | 15%OFF |
24ヶ月契約なら1ヶ月契約に比べて2年間で49,488円の差になります。ただし公式ページには次の条件が明記されています。
- 長期契約の利用料金は一括払い。分割払いは不可。
- 支払い後の返金は、いかなる理由でも受け付けない。
- 初期費用は割引の対象外。
24ヶ月契約なら11,688円×24=280,512円を先に払うことになります。途中でやめても返金されないため、事業として2年続ける見込みがあるかどうかが判断の分かれ目です。
このほか、同一名義で複数契約すると2店舗目以降の初期費用11,000円が無料になる「複数店舗割引」もあります。
3. makeshopペイメントの料金
makeshop利用者限定の決済プランです。各決済をまとめて申し込めます。
| 決済方法 | 月額費用 | 決済手数料 |
|---|---|---|
| クレジットカード決済 | プレミアム1,650円/エンタープライズ0円 | プレミアム3.19%〜/エンタープライズ3.14% |
| Amazon Pay | ー | 3.9% |
| PayPay | ー | 3.45% |
| 後払い(Paidy) | ー | 3.5% |
| 後払い(atone翌月後払い) | ー | 3.5%(スタンダードプラン利用時) |
ここで重要な注記が2つあります。
1つ目:カード決済とPayPayの決済手数料には、課税対象分に別途消費税が加算されます。 つまり3.19%は税別ベースの数値です。他社が税込で料率を示している場合、単純比較すると差が実際より小さく見えます。
2つ目:Amazon PayとPayPayは日本国内の法人であることが利用条件です。 個人事業主はAmazon Payを使えず、PayPayはGMOイプシロン経由での個別契約(月2,200円)が必要と記載されています。
個人契約自体は可能ですが、その場合「クレジットカード決済(VISA/Mastercard/DINERS)とコンビニ決済がセットとなっており、お申し込みが必須」と記載されています。JCB・American Expressが個人契約で使えるかどうかは、確認したページからは読み取れませんでした。
また、makeshopペイメントは1サイト1契約です。複数サイトを運営する場合はそれぞれ申請が必要になります。海外法人・海外住所での申し込みはできず、「法人契約の場合は日本法人があること」「個人契約の場合は住民票が国内にあること」が必須と明記されています。
オプション
| オプション | 法人 | 個人 |
|---|---|---|
| 分割・リボルビング | 550円/月 | 220円/月 |
| セキュリティコード | 無料 | 無料 |
| 決済承認通知メール | 550円/月 | 330円/月 |
| チャージバック保証 | 3,900円/月(非課税・上限100万円/月) | 同左 |
| 不正検知 | 3,300円/月 | 同左 |
| メールリンク | 2,200円/月 | 1,100円/月 |
4. 入金は月末締め・翌月末。即日入金は手数料1.5%
makeshopペイメントのよくある質問には、「クレジットカードの入金サイクルは月末締め/翌月末入金となります」と記載されています。月初に売れた分は、手元に入るまで最長で2ヶ月近くかかる計算です。
これを早めるのが「即日売上入金サービス」です。公式ページの記載は次のとおりです。
- 決済完了している注文を選択して申請すると、最短即日で入金される。
- 手数料は申請金額の1.5%のみ。初期費用・月額費用は0円で、利用しなければ費用はかからない。回数の制限はなし。
- 直近2ヶ月以上の決済実績により限度額が決まる。
- 利用にはフリーナンスへの無料登録が必要で、売上金の入金先をフリーナンス指定のGMOあおぞらネット銀行口座に変更する手続きが必要。
- 銀行振込や代引きなど、直接入金される決済方法は対象外。
始めたばかりで決済実績が2ヶ月分ない場合は使えない点に注意が必要です。
5. 月商別の月額費用
月額費用+makeshopペイメントの月額1,650円(プレミアムのみ)+決済手数料3.19%(エンタープライズは3.14%)で計算しました。初期費用と消費税の加算分は含みません。
| 月商 | プレミアム(1ヶ月契約) | プレミアム(12ヶ月契約) | プレミアム(24ヶ月契約) | エンタープライズ |
|---|---|---|---|---|
| 30万円 | 24,970円 | 23,595円 | 22,908円 | 64,420円 |
| 50万円 | 31,350円 | 29,975円 | 29,288円 | 70,700円 |
| 100万円 | 47,300円 | 45,925円 | 45,238円 | 86,400円 |
| 300万円 | 111,100円 | 109,725円 | 109,038円 | 149,200円 |
| 500万円 | 174,900円 | 173,525円 | 172,838円 | 212,000円 |
| 1,000万円 | 334,400円 | 333,025円 | 332,338円 | 369,000円 |
エンタープライズが料金面でプレミアムを下回るのは、月商7,920万円を超えてから(1ヶ月契約と比べた場合)です。24ヶ月契約のプレミアムと比べるなら月商8,332万円になります。
つまりエンタープライズを選ぶ理由は料金ではありません。商品登録数(10,000→50,000)、画像サーバー(100MB→30GB)、副管理者ID(5→20)、データインポート無制限、ECアドバイザーといった上限と体制の側にあります。
6. makeshopが向く条件
料金の構造から言えるのは次の点です。月額15,400円(プレミアム1ヶ月契約+決済月額)が固定でかかるため、月商が小さいうちは他社の無料プランより高くなります。たとえば月商30万円なら、Squareオンラインビジネスが10,800円、STORESスタンダードが14,100円に対して、makeshopプレミアムは24,970円です。
逆に料率3.19%は主要サービスの中では低い部類なので、月商が大きくなるほど差が縮まります。固定費を先に払って料率を下げる設計が効くのは、月商が安定して数百万円ある場合です。
向いている:法人で月商数百万円以上が見込める、商品点数が多い、BtoBや定期購入など標準機能で幅広く対応したい、2年続ける前提で固定費を下げたい。
確認が必要:個人事業主(Amazon Pay不可、PayPayは別契約)、月商50万円未満でカード区分ごとの決済額が小さい(3.19%の条件を満たさない可能性)、すぐ入金してほしい(通常は翌月末、即日入金は実績2ヶ月必要)、まず小さく始めたい(月額0円のプランはなし。15日間の無料体験のみ)。
関連:ネットショップ作成サービス比較(主要10社の料金一覧)/特定商取引法に基づく表記の書き方
記載内容はすべて2026年9月21日に各社公式サイトで確認しました。料金・条件は変更される場合があるため、申し込み前に最新の公式ページをご確認ください。出典URLはこの下にまとめています。
出典(確認日 2026-09-21)
- makeshop 料金プラン https://www.makeshop.jp/main/plan/
- makeshop makeshopペイメント https://www.makeshop.jp/main/function/makeshop_payment/
- makeshop 即日売上入金サービス https://www.makeshop.jp/main/function/immediate_payment/
- GMOメイクショップ株式会社 企業情報 https://www.makeshop.co.jp/company/
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本記事は各社公式サイトの記載にもとづく整理であり、最新の料金・条件は各社公式サイトでご確認ください。記事一覧へ