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メルカリShopsの出店条件と手数料:月額0円、販売手数料10%。個人事業主の必要書類と許認可も整理

公式情報を見た日:2026-11-04 / 掲載:2026-11-04(改訂 2026-11-04)

この記事の答え

メルカリShopsの公式ページ(料金・よくある質問・開設の流れ。2026年11月4日確認)をもとに、費用と出店の条件を見た場合

  • 固定費をかけずに始めたい店初期費用0円、月額0円。売れたときだけ、税込の販売価格の10%がかかる
  • 売上金を口座に受け取る店売上金を振り込むたびに、1回200円の振込手数料がかかる
  • 個人事業主として出店したい人出店できる。ただし、過去2年以内の青色申告決算書など、確定申告の書類を提出する流れになっている
  • 中古品や食品などを売りたい店商品によっては許認可が必要。中古品は古物商許可証の原本が必要で、プレートは使えない

メルカリShopsは、事業者向けにメルカリ上でお店を開ける仕組みです。費用は、固定費がなく、売れたときだけかかる形です。

ハコの一言月額は0円です。売れた分の10%と、売上金を振り込むたびの200円が、かかる費用のすべてです。

この記事では、2026年11月4日時点の公式ページをもとに、費用・出店の条件・必要書類を整理します。確認できなかった点は、そのように書いています。

申し込む前に、公式ページで最新の内容を確認してください。

1. 出店にかかる費用

公式の料金の案内に載っている内容は、次のとおりです。

項目 内容 公式の記載
初期費用 0円 「初期・登録費用無料」
月額費用 0円 「月額・基本料金無料」
販売手数料 10% 売れたときだけかかる成果報酬型
決済手数料 販売手数料に含まれる 上記の10%の中に含む
  • 販売価格は、消費税込みの総額表示のみです。販売手数料は、その税込価格の10%です。
  • 送料を購入者が負担する設定にした場合は、商品価格と送料の合計に10%がかかります。
  • 公式ヘルプでは、手数料の対象は「売上金」とされています。売上金は、商品価格からクーポン割引額を引いた額です。
  • 年会費、月額費、決済手数料は、かからないと書かれています。
  • 決済手数料は、別にはかかりません。

2. 売上金の振込手数料

売上金を口座に振り込むときは、1回につき200円の振込手数料がかかります。

  • 振り込まれる金額は、販売利益から振込手数料を引いた額です。
  • 販売利益は、売上金から、販売手数料・発送費用・クーポン割引額などを引いた額です。
  • 公式ヘルプでは、引かれる手数料は、販売手数料10%、メルカリ便を使ったときの送料、クーポンの割引料とされています。
  • 販売利益が5,000円以上のとき、振込日に登録口座へ振り込まれます。
  • 5,000円に満たないときは、次の振込日に繰り越されます。繰り越した分の合計が5,000円を超えると、振り込まれます。
  • 公式ヘルプの「売上金の振込」には、「5,000円以上」と「5,000円を超える」の2つの書き方があります。別のヘルプ「販売利益(振込金額)の算出方法」では、販売利益が5,000円以上なら振り込まれると書かれています。
  • 同じヘルプに、振込手数料を引いた金額が5,000円未満でも、振り込まれると書かれています。
  • 振込の頻度は、月1回または月2回から選べます。設定は、ショップ管理画面の売上の振込設定で変えられます。
  • 月1回の場合は、月末締めで翌月10日払いです。
  • 月2回の場合は、15日締めで25日払いと、月末締めで翌月10日払いです。
  • 振込日が金融機関の休業日のときは、前の営業日になります。ゆうちょ銀行を指定すると、さらに翌営業日後になります。
  • 振込は「メルペイ」名義です。
  • 加盟店規約では、振込は株式会社メルペイが行い、振込事務の手数料は出店者がメルペイ社に支払うと定められています(第7条第2項、第19条)。
  • 手数料の金額と、税がかかるかどうかは、規約に載っていません。
  • 公式ヘルプには、口座情報の相違などで振込に失敗したときは、振込手数料が引かれないと書かれています。
  • 振込の期日は、規約では「引渡期日」とされ、その日付は弊社(メルカリ)が別に定めるとされています。

3. 手数料の計算例

販売手数料を、税込の販売価格にそのままかけた計算です。送料は購入者負担の設定にしていない場合です。

販売価格(税込) 販売手数料(10%) 手数料を引いた額
3,000円 300円 2,700円
10,000円 1,000円 9,000円
100,000円 10,000円 90,000円
  • 上の表の金額から、発送費用、クーポン割引額、振込手数料の200円がさらに引かれます。
  • 販売手数料に小数点以下の端数が出たときは、切り捨てて計上されます。公式ヘルプの例は、売上金999円で、販売手数料が99円です。

4. 出店できる人と審査

出店できるのは、個人事業主と法人です。比較表では、事業主でない個人は、メルカリ本体だけが対象と示されています。

  • 事業区分は、申し込みの最初に選びます。選んだあとは、変更できません。
  • 審査にかかる期間は、公式の流れのページで「最短2営業日」です。
  • 申し込み内容に不備がある場合や、禁止商品に該当する場合は、棄却されることがあります。
  • 棄却されても、内容を直して再び申し込めます。
  • 事業者情報と振込先口座の情報が正しく登録されていることが、審査を通る前提です。

5. 必要書類

公式の開設の流れに載っている書類は、次のとおりです。

区分 必要なもの
個人事業主 本人確認書類、青色申告決算書(過去2年以内、全ページ)、e-Taxの受付通知、事業を示すもの(店舗のURLまたは店舗の写真)、振込先口座
法人 法人番号と事業者情報、登記に載っている代表者の情報、所在地がわかる事業所の写真(位置情報つき)、法人名義の口座
  • 個人事業主は、手順の中で、確定申告の書類を出す形になっています。
  • 確定申告の書類がまだない開業直後の人の扱いは、公式の流れのページから読み取れませんでした。
  • 開業届が必要かどうかは、公式のページに記載がありません。

6. 許認可が必要な商品

許認可が必要な商品を扱うときは、許認可の名前・番号・有効期限を入力し、証明書を提出します。公式の流れのページに載っている例は、次のとおりです。

商品 必要な許認可
中古品 古物商許可証
手作りの食品 食品衛生許可
生鮮食品(冷蔵・冷凍) 営業許可(食肉販売業・魚介類販売業など)
酒類 通信販売酒類小売業免許
手作りの化粧品・医薬部外品 製造販売業許可
管理医療機器 販売業許可、または製造販売業許可
  • 中古品の古物商許可証は、原本が必要です。古物商のプレートは受け付けられません。
  • ふぐを加工した商品は、ふぐ処理師免許などが必要です。
  • 公式メディアの禁止事項の解説記事(2025年12月8日公開、2025年11月現在の内容)には、次の記載があります。
  • 現金、金券類、カード類(クオカード・図書カードなど)は、禁止です。
  • 電子チケットや電子クーポンなどの電子データは、禁止です。
  • たばこ、処方箋医薬品、高度管理医療機器は、禁止です。
  • 情報商材や予約・代行サービスなど、実体のないものは、禁止です。
  • 出品時に手元にない商品の予約・取り寄せ販売は、禁止です。法人の一部の商品は、90日以内に発送するなら販売できます。
  • 健康食品・サプリは、法人と個人事業主なら、2023年8月14日からすべて販売できます。
  • 食品は、個人事業主の場合、残りの期限の表示が必須です。
  • 一覧は改定されることがあります。出品の前に、公式の最新の案内を確認してください。
  • 古物商許可については、メルカリに古物商許可は必要かで整理しています。

7. キャンセルのときの扱い

公式のよくある質問には、キャンセルについて次の記載があります。

  • 発送通知の前でも後でも、キャンセルできます。
  • キャンセルすると、購入者には全額が自動で返金されます。
  • 加盟店規約では、取引は購入者との合意で取り消せます(第20条)。
  • 取り消された取引について、メルペイ社は精算金を引き渡す義務を負いません。すでに引き渡し済みなら、全額を返す必要があります(第21条)。
  • 公式ヘルプには、注文がキャンセルされたとき、メルカリShopsサポートが売上金を調整することがあると書かれています。キャンセルが起きると、登録のメールアドレスにお知らせが届きます。
  • 売上金の残高によっては、調整のときに、売上金がマイナスになります。
  • マイナスの分は、その後に売上が計上されたときに、精算されます。口座振込などで支払う必要はないと、書かれています。
  • 公式ヘルプの例は、売上金1,000円から、キャンセルで1,500円が引かれて「-500円」になるケースです。次に2,000円の売上が計上されると、売上金は1,500円になります。
  • 規約・公式のよくある質問・公式ヘルプには、キャンセル時の販売手数料の扱いは載っていません。
  • メルカリShopsの公式メディアの解説記事(2023年3月16日公開、更新日の記載なし)には、次の記載があります。
  • 発送通知の前にキャンセルした場合は、ショップが販売手数料を負担することはないとされています。
  • 発送通知の後にキャンセルした場合は、キャンセルの実行日が売上金の締め日を過ぎていると、販売手数料は返還されないとされています。
  • 締め日より前にキャンセルした場合の扱いは、その記事に明記がありません。
  • 発送通知の後のキャンセルは、メルカリShopsサポートへの問い合わせで処理されます。ショップと購入者の双方の同意が必要です。

8. ほかの売り場と比べるときの見方

固定費がないのが、メルカリShopsの特徴です。月額10,000円のYahoo!ショッピングとは、費用のかかり方が異なります。

9. 確認できなかった点

  • 加盟店規約(2026年3月23日改定)は確認しました。販売手数料の率、振込手数料の金額、振込の頻度、最低額、手数料の端数処理は、規約には載っていません。公式ヘルプで確認できた分は、本文に書いています。
  • 規約は、サービス利用料などの手数料を、弊社(メルカリ)の「所定」のものとしています。
  • 規約は、メルカリShops利用ガイドも、出店者が同意する「本規約等」に含めています。
  • メルカリShops利用ガイドの禁止商品の一覧そのものは、確認していません。「許認可が必要な商品」の節の記載は、公式メディアの解説記事が根拠です。
  • キャンセル時の販売手数料は、公式メディアの2023年の記事が根拠です。規約やヘルプでは確認できていません。
  • 発送通知の後に、締め日より前にキャンセルしたときの販売手数料は、どの公式ページにも記載がありません。
  • 振込手数料200円の税の扱いは、公式ヘルプ2件、公式メディア2件、民間の解説記事3件を見ましたが、いずれにも記載がありません。

まとめ

  • 初期費用と月額費用は0円です。販売手数料は、税込の販売価格の10%です。
  • 売上金を振り込むときは、1回200円の振込手数料がかかります。振込はメルペイ社が行います。
  • 個人事業主も出店できます。確定申告の書類を出す流れで、書類がまだない人の扱いは確認できていません。
  • 中古品や食品などは、許認可が必要です。
ハコの一言もう一度、答えだけ。固定費をかけずに始めたい店は、初期費用0円、月額0円。売れたときだけ、税込の販売価格の10%がかかる

公式サイト・申込窓口

参照した公式ページと確認日(2026-11-04)