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ネットショップの送料の決め方と発送方法:クリックポスト・ゆうパケット・レターパックから宅配便まで、公式の条件で比べる

公式情報を見た日:2026-09-26 / 掲載:2026-09-26

この記事の答え

日本郵便・ヤマト運輸・佐川急便の公式ページ(2026年9月26日確認)に書かれている条件で比べた場合

  • 厚さ3cm・1kgまでの商品を、追跡つきで送りたい店表の中で追跡があって一番安いのはクリックポスト(185円)。損害賠償はありません
  • 高価な商品や割れ物を送る店損害賠償のある宅配便を比べる。ゆうパック・宅急便・飛脚宅配便は30万円まで
  • 宅配便で全国一律の送料にしたい店発送元からいちばん遠い届け先の運賃を、各社の運賃計算のページで確かめる
  • 自宅の住所を出したくない店差出人欄は、クリックポストの注意書きと各社の約款・利用条件を確かめて決める

ネットショップを始めるときに意外と後回しになるのが、送料と発送方法です。送料は商品とあわせて表示する必要がありますし(5節)、送料の決め方によっては、売れるほど赤字になることもあります。

この記事では、個人や小さなお店が使える主な発送方法を並べます。根拠は、日本郵便・ヤマト運輸・佐川急便の公式ページに書かれている条件だけです。料金・サイズ・追跡・損害賠償は2026年9月26日に各社の公式ページで確認しました。日本郵便の比較表には「2025年11月1日時点」と書かれています。

ハコの一言発送方法は、先に決める3つのことで絞れます。送料の決め方によっては、売れるほど赤字になることもあります。

1. 先に決める3つのこと

発送方法は、次の3つで絞れます。

  1. 商品の大きさ・厚さ・重さ。厚さ3cm・1kgまでに収まるかどうかで、使える方法と料金が大きく変わります。
  2. 追跡と損害賠償が要るか。安い方法ほど、追跡がない、または損害賠償がない傾向があります(下の表のとおり)。
  3. お客さんから送料をいくらもらうか。実際にかかる運賃と、商品ページに書く送料は別に決めます(4節)。

2. 厚さ3cm・1kgまでの小さな荷物:全国一律の方法

アクセサリー、雑貨、衣類、本など、薄くて軽い商品は、全国どこへ送っても同じ料金の方法が使えます。日本郵便の公式比較表と各サービスのページの記載は次のとおりです。

方法 サイズ 重さ 料金(税込) 追跡 損害賠償
クリックポスト 長辺34cm・短辺25cm・厚さ3cm以内 1kg以内 185円 あり なし
スマートレター A5ファイルサイズ(25cm×17cm)・厚さ2cm以内 1kg以内 210円 なし なし
ゆうパケット 3辺合計60cm以内・長辺34cm以内・厚さ3cm以内 1kg以内 厚さ1cm以内 250円/2cm以内 310円/3cm以内 360円 あり なし
レターパックライト A4ファイルサイズ(34cm×24.8cm)・厚さ3cm以内 4kg以内 430円 あり なし
レターパックプラス A4ファイルサイズ・厚さの制限なし 4kg以内 600円 あり なし
定形外郵便物(規格内) 長辺34cm・短辺25cm・厚さ3cm以内 1kg以内 140円〜750円(重さで変わる) なし 比較表に記載なし
全国一律で送れる方法の料金(税込)
クリックポスト185円スマートレター210円ゆうパケット 1cm250円ゆうパケット 2cm310円ゆうパケット 3cm360円レターパックライト430円レターパックプラス600円

上の表の料金をそのままグラフにしたもの。追跡と損害賠償の有無は表を見てください。

表から読み取れることは3つです。

  • この表の中で、追跡があって一番安いのはクリックポスト(185円)です。ただし、Yahoo! JAPAN IDかAmazonアカウントの登録が必要です。支払いはYahoo!ウォレットかAmazon Pay(どちらもクレジットカード払い)です。あて名ラベルは自分で印刷します。
  • 定形外郵便物を除く5つは、損害賠償がありません。日本郵便の各ページに「損害賠償は行いません」「損害賠償はいたしかねます」と書かれています。高価な商品を送るときは、損害賠償のある宅配便(3節)も比べてください。
  • 厚さで料金が変わるゆうパケットは、厚さの区分が1つ変わるごとに50〜60円変わります。梱包の厚みを抑えると送料が下がります。

なお、日本郵便には「ゆうパケットプラス」「ゆうパケットポスト」という方法もあります。ゆうパケットプラスは、公式ページに「対応アプリ・サイトの取引において商品発送をする際」に使えると書かれています。つまり、フリマアプリなどの取引向けです。自分のネットショップの発送に使えるかは、公式ページで条件を確認してください。

3. 箱で送る荷物:宅配便は地域とサイズで運賃が変わる

厚さ3cmを超える商品や、割れ物・高価な物を送る場合は、宅配便が選択肢になります。宅配便は全国一律ではなく、発送元と届け先の地域、荷物のサイズで運賃が変わります。各社の公式ページの記載は次のとおりです。

サービス 送れるサイズ・重さ 損害賠償・責任限度額 公式ページに書かれている割引の例
ゆうパック(日本郵便) 3辺合計170cm以下・25kgまで 30万円まで 持込で1個120円割引、郵便局アプリで作ったあて名ラベルで180円割引
宅急便(ヤマト運輸) 60〜200サイズ(3辺合計200cm以内)・30kgまで 1個30万円まで 営業所・コンビニ・取扱店への持込で1個100円引き、アプリで送り状を予約するなどのデジタル割で1個60円引き
宅急便コンパクト(ヤマト運輸) 専用BOX(縦20cm・横25cm・高さ5cm)または薄型専用BOX(縦24.8cm・横34cm) 1個3万円まで 専用BOXは別に70円(税込)
飛脚宅配便(佐川急便) 3辺合計160cm以内・30kg以内(超える場合は飛脚ラージサイズ宅配便) 30万円 営業所などへの持込で1個100円減額

ゆうパックの運賃は、日本郵便の比較表では「820円〜5,090円(各種割引適用前)」と幅で書かれています。自分の発送元から、いちばん遠い届け先までいくらかかるかは、各社の運賃計算のページで確かめるのが確実です。

4. 送料の決め方:3つの型

実際にかかる運賃が分かったら、お客さんからいくら送料をもらうかを決めます。決め方には、次の3つの型があります。

決め方 向いている場合 気をつけること
全国一律 全国一律の発送方法(2節)で送れる商品 宅配便で送るなら、いちばん遠い地域の運賃で赤字にならないか確かめる
地域別・サイズ別 大きい商品、重い商品 設定が細かくなる。ショップの設定画面で地域ごとに入れる必要がある
○円以上で送料無料 まとめ買いを増やしたい場合 無料にした分の運賃は自分の負担になる。商品価格に含めて計算しておく

送料をもらわずに運賃を自分で持つ場合も、その分は商品の利益から出ていきます。ネットショップ作成サービスの比較で計算した月額費用や決済手数料と合わせて、1件あたりいくら残るかを先に計算しておきます。そうすると、値付けで迷いません。

5. 送料は必ず表示する

通信販売では、特定商取引法にもとづいて、商品の価格とあわせて送料を表示する必要があります。「送料別」とだけ書くのではなく、金額が分かるように書きます。返品を受けるときの送料をどちらが負担するかも、表示しておく項目です。詳しくは 特定商取引法に基づく表記の書き方 にまとめています。

6. 差出人の住所について

自宅で運営していて住所を出したくない場合に気になるのが、荷物の差出人欄です。日本郵便のクリックポストのページには、差出人の記載についての注意書きがあります。対象は、貨物自動車運送事業法第12条第1項に規定する真荷主に該当する場合です。その場合は、外装に荷送人の氏名および住所または居所を確実に記載するよう求めています。差出人欄をどう書くかは、この注意書きと、各社の約款・利用条件を確認したうえで決めてください。

7. この記事の範囲

  • 料金・サイズ・追跡・損害賠償は、2026年9月26日に日本郵便・ヤマト運輸・佐川急便の公式ページで確認した記載です。日本郵便の比較表は「2025年11月1日時点」と書かれています。
  • ヤマト運輸と佐川急便の運賃は、公式ページで地域とサイズを選ぶと表示される形式のため、この記事では金額を載せていません。
  • 法人契約や、ネットショップ作成サービスが独自に用意している配送サービスの料金は扱っていません。
ハコの一言もう一度、答えだけ。厚さ3cm・1kgまでの商品を、追跡つきで送りたい店は、表の中で追跡があって一番安いのはクリックポスト(185円)。損害賠償はありません

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参照した公式ページと確認日(2026-09-26)